|
||
作品について
一女《かずめ》、奈津女《なつめ》、結女《ゆめ》の三人姉妹は、容姿も性格も異なるが、何より男に対する心もちが違っていた。長女の一女は、子どものように甘えてくる男に心ひかれるが、ひとりの男に執着することは決してなかった。一方、次女の奈津女は、これぞと思ったひとりの男性に気を奪われ、われを忘れたようになってしまう。末っ子の結女はといえば、まだ16、7という若さからか、初恋のひとに思いを寄せていて……。ときは、男が女の家に「かよう」新しい時代。かよいくる男たちとの恋模様と女性の心象をこまやかに描いた性愛小説。
※この電子書籍が販売されている書店の対応端末でご覧になれます。
感想レビュー |